オンライン英会話と比較サイトが市場を作ってきた歴史を元に、アフィリエイト広告の有効性や活性化の方法について解説します

オンラインスクールを15年以上運営していると、本当にいろいろな集客施策を試します。

  • SEO
  • リスティング広告
  • SNS
  • メルマガ
  • 動画

最近では、AI検索からの集客も増えてきました。

その中で、「これは昔から変わらず手堅いな。」と思っている集客方法があります。

アフィリエイト広告です。

ものすごい数の会員が一気に集まるわけではありません。

でも、毎月少しずつコンバージョンが発生する。
しかも成果報酬なので、費用対効果も合わせやすい。

ワールドトークでも、長く使い続けている集客施策の一つです。
ただ、今回は「アフィリエイト広告の始め方」を説明するだけの記事にはしたくありません。

なぜなら、15年以上オンライン英会話業界を見てきた私にとって、アフィリエイト広告や比較サイトは、単なる広告媒体ではないからです。
今振り返ると、

オンライン英会話という市場は、比較サイトと一緒に成長してきた。

と言ってもいいのではないかと思っています。

まだ「オンライン英会話」という言葉自体が今ほど知られていなかった時代。
サービスを立ち上げる会社が増え、それを紹介する比較サイトが増え、実際にレッスンを受けた人がブログに感想を書く。

その繰り返しの中で、少しずつオンライン英会話という新しい学び方が知られるようになっていきました。

今回は、そんなオンライン英会話と比較サイトの歴史を振り返りながら、

2026年の今でも、アフィリエイト広告は有効なのか。
実際に15年以上広告主として利用してきた立場から、お話ししてみたいと思います。

株式会社ライトアップの森山(@wu_moriyama)です。
これまで、15年以上のオンラインスクール運営と、200校以上のスクール立ち上げを実施してきました。

昔のインターネットを知っている方には、少し懐かしい話も出てくるかもしれません。

この記事でわかること
  • 比較サイトとオンライン英会話の関係性がわかる
  • アフィリエイト広告が有効な理由がわかる
  • アフィリエイトを活性化する方法がわかる

→[PR]スクール運営のためのシステムWTE

その前に、アフィリエイト広告について簡単に説明します

アフィリエイト広告とは、一言で言えば成果報酬型の広告です。

インターネット上のメディアやブログなどで自社サービスを紹介してもらい、そこから会員登録や購入などの成果が発生した場合に報酬を支払います。

例えば、「おすすめオンライン英会話10選」という記事があったとします。

その中でワールドトークを紹介してもらい、記事を読んだ方がリンクをクリックして会員登録する。
その成果に対して、広告主である私たちが報酬を支払います。

広告を掲載するメディア運営者は、一般的に「アフィリエイター」と呼ばれます。

そして、広告主とアフィリエイターの間を仲介する事業者が、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)です。
有名なサービスでは、A8.netやもしもアフィリエイトなどがあります。

広告主はASPに広告を登録し、アフィリエイターはその中から紹介したいサービスを選ぶ。
成果が発生したら、ASPを通じて報酬が支払われる。

大まかには、そんな仕組みです。

成果が発生して初めて広告費がかかるため、広告主側からすると費用対効果を合わせやすいという大きなメリットがあります。

アフィリエイト広告そのものの仕組みや始め方については、以前こちらの記事でも詳しく書きました。

アフィリエイト広告がオンラインスクール集客に最強な理由 オンラインスクールに適した集客は? アフィリエイト広告っていいの? 他の広告と比べて何が違うの? スクールの集客...

今回は、そのもう少し前の話をしたいと思います。

オンライン英会話黎明期、比較サイトは重要な「入口」でした

少し昔の話です。
ワールドトークを立ち上げた2011年頃。

今のように、

「オンライン英会話を始めよう。」

と思って検索すれば、たくさんのサービスがすぐに見つかる時代ではありませんでした。

そもそも、

「オンラインで英会話を習う。」

という学習方法自体が、まだ新しかったのです。

Skypeを使って海外にいる講師と話す。
しかも、通学型の英会話スクールと比べて料金が安い。
今では当たり前になった仕組みですが、当時はそれ自体が一つの新しいサービスでした。

そして、次々とオンライン英会話スクールが登場してきます。
そうなると、ユーザー側には別の問題が生まれます。

「結局、どのオンライン英会話を選べばいいの?」

そこで大きな役割を担っていたのが、オンライン英会話の比較サイトでした。

比較サイトは、オンライン英会話の「カタログ」のような存在でした

当時の比較サイトを見ると、今のメディアとは少し雰囲気が違います。

  • オンライン英会話スクールの一覧。
  • 料金比較。
  • 講師の国籍。
  • レッスン時間。
  • 口コミ。
  • ランキング。
    キャンペーン情報。

さまざまなスクールの情報が、一つのサイトにまとめられていました。
今振り返ると、比較サイトはオンライン英会話のカタログのような存在だったと思います。

ユーザーはそこで、

「こんなにオンライン英会話ってあるんだ。」

と知る。

料金や特徴を比較する。
口コミを見る。
そして、気になったサービスを試してみる。

事業者である私たちだけが、

「オンライン英会話はいいですよ。」

と言っても、当然それだけではなかなか信用してもらえません。
でも、第三者が複数のサービスを並べて、

「こういう違いがあります。」
「実際に使ってみると、こんなサービスでした。」

と紹介してくれる。

それが、まだオンライン英会話を知らない方にとって大きな判断材料になっていました。
つまり比較サイトは、単にサービスを比較する場所ではありませんでした。

「オンライン英会話とは何なのか」を世の中に伝える役割まで担っていたのだと思います。

※当時の比較サイト(これも歴史がありますね・・・)

当時の比較サイト運営者とは、普通に仲良くなりました

そして、当時を振り返って面白いなと思うのが、比較サイトを作っている方との距離感です。
今では企業が大規模な比較メディアを運営することも珍しくありません。

でも当時は、

「オンライン英会話が好きだから。」
「新しいサービスで面白いから。」

そんな理由で、個人で比較サイトを作っている方もたくさんいました。

私たちはワールドトークを立ち上げたばかりです。
当然、少しでも多くの方にサービスを知ってもらいたい。

そこで、

「ワールドトークも掲載してもらえませんか?」

と比較サイトへ連絡します。
サイトによって広告の仕組みもさまざまでした。

アフィリエイト広告として掲載していただくこともあれば、比較サイトと直接契約することもあります。
中には、広告費によって掲載位置が変わるような仕組みもありました。

そんなやり取りを何度もしているうちに、サイト運営者の方と普通に仲良くなることもありました。

「最近こんなオンライン英会話が出てきましたよ。」
「このキャンペーン、面白いですね。」

そんな情報交換をすることもあります。

今考えると、

広告主と広告媒体というより、一緒に新しい市場を作っていた仲間に近かったのかもしれません。

WTEのお客様にも、「まずこの比較サイトに登録しましょう」と伝えていました

当時の私は、ワールドトークを運営する一方で、オンラインスクール向け予約システム「WTE」の提供にも関わっていました。

つまり、自分たちでオンライン英会話を運営しながら、他社のオンライン英会話立ち上げもお手伝いしていたわけです。

新しくオンライン英会話を始めるお客様からは、当然こう聞かれます。

「どうやって生徒を集めればいいですか?」

そこで、私たちは、

「まず、この比較サイトには登録した方がいいです。」

と、掲載しておきたい比較サイトをリストにしてお渡ししていました。

自分たちで集客して、
効果がある媒体を見つけて、
その経験をWTEのお客様にも共有する。

そんなことをずっとやっていました。

今ではSEO、SNS、広告、AI検索など、集客チャネルはかなり増えました。

でも当時、オンライン英会話を立ち上げたら比較サイトに登録するというのは、かなり基本的な集客施策の一つだったと思います。

  • オンライン英会話事業者が増える
  • 比較サイトに掲載されるサービスが増える
  • 比較サイトを見るユーザーも増える
  • そこからオンライン英会話を知る人が増える
  • そして、また新しいサービスが生まれる

オンライン英会話と比較サイトは、持ちつ持たれつの関係で、一緒に市場を大きくしていきました。

今振り返ると、とても面白い時代だったと思います。

※当時実際に使っていた提案書

当時のアフィリエイトは、「個人の体験ブログ」も多くありました

もちろん、オンライン英会話が広がり始めた頃から、アフィリエイト広告はありました。
ただ、今とは少し形が違います。

現在は、

「おすすめオンライン英会話10選」
「オンライン英会話20社を徹底比較」

といった、大規模な比較サイトをよく見かけます。

当時はもう少し個人的なブログが多かった印象があります。

実際にオンライン英会話へ登録する。
レッスンを受ける。

そして、

「今日はこの先生とレッスンしました。」
「このサービスはここが良かった。」
「実際に使ってみると、ここはちょっと不便でした。」

そんな体験記を書く。

今でいうレビューコンテンツですが、もっと日記に近い雰囲気でした。

そもそもオンライン英会話自体を知らない方が多かったので、

「本当にSkypeで英会話なんてできるの?」

というところから知りたい人も多かったのだと思います。

事業者が書いた説明よりも、実際に使った人の体験談を読みたい。
その需要があり、個人ブログからワールドトークへ登録してくださる方も少なくありませんでした。

辛辣なことを書かれて、落ち込むこともありました

もちろん、良いことばかり書いてもらえるわけではありません。

実際にサービスを使った方が書いているので、

結構、正直です。

講師について厳しい評価を書かれる。
サービスの使いにくいところを指摘される。

「ここは他社の方が良かった。」

なんて書かれることもあります。

運営側としては、

「そこまで書かなくても……。」

と思うこともありました(笑)。

でも、今振り返ると、こうした第三者の評価はとても大切だったと思います。

自社のお問い合わせ窓口に届くクレームだけを見ていると、それが一部の方の意見なのか、サービス全体の問題なのか、判断が難しいことがあります。

でも、複数のブログや比較サイトで同じようなことを書かれていたら、

「これは、こちらが改善しないといけない問題なんだ。」

と気付けます。

以前、講師採用についての記事でも書きましたが、ワールドトークが講師採用を厳格化するきっかけの一つになったのも、こうした第三者サイトに掲載された口コミでした。

「講師を増やすこと」をやめたら、オンラインスクールの売上が伸び始めた オンラインスクールの講師はどんな講師が適しているのか?また、講師採用がどのように売上に繋がっていくかを、ワールドトークの例をもとに解...

広告としてお金を払って掲載してもらっているのに、そこでサービスの課題まで教えてもらう。

今考えると、不思議な関係です。
でも、そうやって事業者側もサービスを改善し、比較サイト側もより詳しい情報を発信する。

それもまた、オンライン英会話という市場が成長していく過程だったのだと思います。

比較サイトが、オンライン英会話業界を盛り上げる企画まで始めました

オンライン英会話スクールが増えてくると、比較サイトの役割も少しずつ変わっていきました。

単純に料金やサービスを比較するだけではありません。

比較サイト自身が、オンライン英会話業界を盛り上げる企画を始めるようになったのです。

今でも覚えているのが、「オンライン英会話講師総選挙」です。
当時はAKB48の選抜総選挙が大きな話題になっていた時代。

それになぞらえて、

「オンライン英会話で人気の先生を決めよう。」

という企画が行われました。

各オンライン英会話スクールから人気講師がノミネートされ、ユーザーが投票する。

ワールドトークからも講師をノミネートしました。
結果として、ワールドトークのMonica先生、助黒先生が1位、2位に選ばれています。

別の比較サイトでは、各オンライン英会話スクールの講師が参加して、「恋するフォーチュンクッキー」を踊る企画までありました。

今考えると、

何をやっているんだろう。

という感じもします(笑)。

でも、楽しかったんですよね。
オンライン英会話事業者も比較サイトも、まだ今ほど洗練されていません。

だからこそ、

「こんなことやったら面白いんじゃない?」

というアイデアを、そのまま実行できました。

比較サイトは単なる広告媒体ではなく、

オンライン英会話という新しい業界を一緒に盛り上げるプレイヤーの一つだった。

そんな時代だったと思います。

※オンライン英会話マガジンさん主催「オンライン英会話講師総選挙」の画像

そして、アフィリエイトの世界にも大きな変化が起こります

そんな比較サイトとオンライン英会話の関係も、少しずつ変わっていきます。

一つのきっかけだったと私が感じているのが、

「アフィリエイトで大きく稼ぐ人たち」の登場です。

個人でブログやWebサイトを運営し、月に数百万円、さらに億単位の売上を作るようなアフィリエイターが注目されるようになりました。

「個人でもWebメディアを作れば、これだけ稼げる。」

そんな情報がインターネット上に広がっていきます。

その頃、ある人気アフィリエイターが、オンライン英会話の比較サイトを運営していたという話をしていました。

オンライン英会話は、

  • サービスの数が多い
  • 比較需要がある
  • 無料体験がある
  • 成果報酬型広告との相性も良い

アフィリエイトの題材として、かなり取り組みやすいジャンルだったのだと思います。

そして、比較サイトを作るノウハウも広がっていきました。

「オンライン英会話 おすすめ」
「オンライン英会話 比較」
「オンライン英会話 ランキング」

こうした検索キーワードを狙い、SEOで上位表示させる。
そこから各オンライン英会話へユーザーを送り、成果報酬を得る。

このビジネスモデルに参入する人が一気に増えていきました。

「オンライン英会話が好きだから作る」から、「メディア事業」へ

この頃から、比較サイトの雰囲気も少し変わったように思います。

以前は、

「オンライン英会話が好きだから比較サイトを作っています。」

という個人の方がたくさんいました。
もちろん、そうした方がいなくなったわけではありません。

ただ、徐々に、

「Webメディアとして収益を上げるために比較サイトを運営する。」

というプレイヤーが増えていきました。

  • 記事数も増える
  • SEO対策も高度になる
  • サイトのデザインも洗練される
  • 複数のライターを使って記事を制作する

個人ブログに近かった比較サイトが、一つのメディア事業になっていきました。
それに合わせるように、ASP側でもオンライン英会話ジャンルへの取り組みが活発になっていった印象があります。

  • 広告主も増える
  • アフィリエイターも増える
  • 比較記事も増える
  • 検索するユーザーも増える

そして、そのままオンライン英会話市場は大きくなっていきます。

そこへやってきたのが、

2020年のコロナ禍でした。

コロナ禍で、オンライン英会話のアフィリエイトも一気に伸びました

コロナ禍については、これまでの記事でも何度か書いてきました。

  • 外出が難しくなり
  • 学校が休校になる
  • 会社ではリモートワークが広がる

さまざまなサービスが一気にオンラインへ移行しました。
当然、オンライン英会話への注目も大きくなります。

それまでオンライン英会話を利用したことがなかった方まで、

「家で英語を勉強してみようかな。」

と考えるようになりました。

検索する人が増えれば、比較サイトへのアクセスも増えます。
比較サイトへのアクセスが増えれば、そこからオンライン英会話へ流れてくる人も増えます。

私たちのアフィリエイト経由のコンバージョンも、この時期は大きく伸びました。

オンライン英会話市場と、その集客を支えてきたアフィリエイト市場。
両方が一気に膨らんだ時期だったと思います。

ただ、当然ながら、

この状態がずっと続くわけではありませんでした。

コロナ後、アフィリエイトを取り巻く環境は大きく変わりました

2026年の今、当時と同じようにアフィリエイトから大量の会員が集まっているかというと、そうではありません。

ワールドトークでも、コロナ禍のピークと比較すれば、アフィリエイト経由のコンバージョン数はかなり落ち着いています。

ただ、これは単純に、

「アフィリエイトが終わった。」

という話でもないと思っています。

コロナ禍そのものが、かなり特殊な環境だったからです。

さらに、その後のインターネットも変わりました。
Googleの検索アルゴリズムは何度も変わりました。
広告やアフィリエイトを取り巻くルールも変わりました。

そして今では、ChatGPTをはじめとしたAIに、

「おすすめのオンライン英会話は?」

と直接聞く人までいます。

以前であれば、

Googleで検索する

比較サイトを見る

サービスを選ぶ

という流れが中心でした。

今は、その途中にSNSやYouTube、AI検索など、さまざまな選択肢が入っています。

検索上位に表示される比較サイトについても、個人運営より、ある程度の規模を持った企業メディアを見かけることが増えました。

アフィリエイトだけで個人が大きく稼ぐ難易度は、以前より上がっているように感じます。

それでも、2026年の今もアフィリエイトを続けています

では、ワールドトークではアフィリエイト広告をやめたのか。

やめていません。

今でも続けています。
理由はシンプルです。

今でも、毎月コンバージョンが発生しているからです。

確かに件数だけを見れば、コロナ禍のピークには及びません。
でも、考えてみればコロナ禍の数字を基準にする方がおかしい。

今くらいの数字が、本来のアフィリエイト広告の姿なのかもしれません。

そして何より、アフィリエイト広告は成果報酬型です。
成果が出た分だけ広告費を支払う。
そのため、広告主側からすると非常に費用対効果を合わせやすい。

さらに、比較サイトから来る方は、
すでにオンライン英会話に興味があり、
複数サービスを比較し、
ある程度サービスについて理解したうえで訪問してくれます。

そのため、コンバージョンにもつながりやすいユーザーです。

一気に何百人も集客できる施策ではなくなったとしても、
毎月、安定的に新しいユーザーを連れてきてくれる。

15年以上いろいろなWeb集客を試してきましたが、こういう施策は意外と貴重です。

だから、

「2026年からアフィリエイト広告を始める意味はありますか?」

と聞かれたら、私は今でも、

「やった方がいいと思います。」

と答えます。

ただし、一つだけ付け加えます。

ASPに広告を登録して、あとは待っているだけでは、なかなか大きくなりません。

実は私たちも、一時期、

「アフィリエイト広告を本気で伸ばしてみよう。」

と、かなり力を入れて取り組んだことがあります。
そして、そのときに分かったことがありました。

アフィリエイト広告も、結局は営業活動なんです。

アフィリエイト広告も、結局は「待っているだけ」では増えません

アフィリエイト広告に力を入れ始めた頃、最初に考えたことがあります。

それは、

「もっと、私たちのサービスを紹介してくれるメディアを増やせないだろうか。」

ということです。

アフィリエイト広告は、ASPに広告を登録すればスタートできます。
あとはアフィリエイターさんが広告を見つけて、

「このサービスを紹介してみよう。」

と思ってくれれば、記事を書いてもらえます。

ただ、当然ですが、待っているだけではなかなか増えません。

広告主はワールドトークだけではありません。
ASPにはたくさんの広告があります。

その中から、

  • ワールドトークを見つけてもらう
  • 興味を持ってもらう
  • 実際にサービスを調べてもらう
  • そして、記事を書いてもらう

ここまで動いてもらわなければ、集客にはつながりません。
考えてみれば、普通の営業活動と全く同じです。

良い商品を作って棚に置いておくだけでは、なかなか売れません。

「こんなサービスがありますよ。」

と知ってもらう必要があります。

そこで私たちは、アフィリエイターさんへのアプローチをかなり積極的に行うようになりました。

もしもアフィリエイトには、やりたかったことが全部ありました

そのときによく活用していたのが、もしもアフィリエイトです。
私がやりたいと思っていたことを実現できる機能が、かなり揃っていました。

例えば、

メディアリクルーティング機能。

自社と相性が良さそうなメディアを探し、

「ワールドトークを紹介していただけませんか?」

とアプローチできます。

検索結果の上位に表示されている強いメディアや、新しくアフィリエイトを始めた方などに、こちらから声をかけていました。

ほかにも、提携しているメディアへ情報を届けるメルマガ配信機能や、個別にやり取りできるメッセージ機能などがあります。

  • 新しいキャンペーンを始めた
  • 新しいコンテンツを公開した
  • サービスの強みが変わった

そんな情報があれば、アフィリエイターさんへ伝える。

ただ広告を登録して終わりではなく、

紹介してくれる方との接点を、こちらから作っていく。

これをかなり愚直にやりました。

気付いたら、私が「広告主の事例」として載っていました(笑)

こうした取り組みを続けていた頃、ASPの担当者さんから面白い話を聞きました。
どうやら私たちは、ASP側から見ても、

かなり積極的にメディアへアプローチしている広告主

だったようです。

確かに、かなり連絡していました。

その結果、もしもアフィリエイトの広告主向けコンテンツで、私たちの取り組みを紹介していただくことになりました。

そして、

私自身がもしもアフィリエイトの広告主向けページに登場することになりました(笑)。

アフィリエイト広告を運用していたら、いつの間にかアフィリエイト広告のノウハウを説明する側になっていたわけです。

当時はセミナーでも、

「メディアリクルーティングはこう使っています。」
「アフィリエイターさんには、こんな情報を送っています。」

といった話をするようになりました。

そのときの動画も残っていますので、アフィリエイト広告を本格的に運用してみたい方は、この記事の最後に載せておきます。
(※DMMさんとの共同セミナーで話した内容ですが、表紙がとがり過ぎてますね笑)

ただ、今はここまでやっていません

ここまで読むと、

「では、今も毎日アフィリエイターに連絡しているんですか?」

と思われるかもしれません。

実は、現在はここまで積極的にはやっていません。
理由は単純で、どうしても人の手が必要だからです。

  • メディアを探す
  • サイトを見る
  • 相性を考える
  • 連絡する
  • 返信が来たら対応する
  • 新しい情報があれば案内する

一つひとつは大きな仕事ではありませんが、積み重なるとそれなりの時間になります。

もちろん、やれば成果につながることは分かっています。
ただ、仕事には優先順位があります。

  • SEOもやりたい
  • SNSもやりたい
  • サービス改善もしたい

最近ではAIを活用した開発もかなり増えています。

限られた人数でサービスを運営している以上、すべての集客施策を最大出力で続けることはできません。
そのため現在は、以前ほど積極的なリクルーティング活動はしていません。

それでもアフィリエイト経由のコンバージョンは、毎月発生しています。

これは逆に、

一度メディアとの接点を作り、記事として掲載されると、長く集客してくれる可能性がある。

というアフィリエイト広告の強さでもあると思います。

ただし、すべてのオンラインスクールにアフィリエイトをおすすめできるわけではありません

ここまでアフィリエイト広告の良いところを書いてきました。

ただ、一つ注意していただきたいことがあります。

アフィリエイト広告は、どんなスクールでも同じように成果が出るわけではありません。

これは、WTEを通じてさまざまなオンラインスクールの立ち上げに関わる中で、かなり感じてきたことです。

オンライン英会話は、アフィリエイトとの相性がとても良いジャンルです。

  • 比較するサービスがたくさんある
  • 料金や講師、教材など比較軸も多い
  • 無料体験もある

そして何より、

オンライン英会話について記事を書いているメディアがたくさんあります。

同じように、学習塾や家庭教師なども比較メディアが多く、アフィリエイトを活用しやすいジャンルだと思います。

ところが、ジャンルが変わると状況も変わります。

例えば、

オンライン音楽スクール。
オンライン書道。
特定のスキルに特化したスクール。

こうしたサービスでアフィリエイトを始めても、そもそもそのジャンルの記事を書いているアフィリエイターさんが少ないことがあります。

広告を出したい。

でも、

紹介してくれるメディアがいない。

そうなると、オンライン英会話と同じやり方をしても成果は出ません。

「成果報酬だから安心」だけでは、アフィリエイトは成立しません

ここは、アフィリエイト広告を説明するときに意外と抜けやすいポイントだと思います。

成果報酬だからリスクが低い。
確かにその通りです。

でも、

成果を発生させてくれるメディアが存在することが大前提です。

例えば月間10万人が「オンライン英会話 おすすめ」と検索している市場と、ほとんど検索されていないニッチなスクールでは、同じアフィリエイト広告でも市場環境が全く違います。

だからWTEのお客様から、

「アフィリエイト広告をやった方がいいですか?」

と聞かれたときも、私は一律に「やりましょう」とは言いません。

まず、

そのジャンルにどんなメディアがあるのか。

  • 比較サイトはあるのか
  • 検索需要はあるのか
  • 競合サービスはアフィリエイト広告を出しているのか

そのあたりを見るようにしています。

広告手法を選ぶ前に、その広告手法が成立する市場なのかを見る。

これはかなり大切です。

それでも、地道に成果を出しているスクールもあります

一方で、

「このジャンルはアフィリエイトが難しいですね。」

とお伝えしたからといって、必ずしも成果が出ないわけではありません。

実際、WTEを導入いただいた企業の中には、アフィリエイターがそれほど多くないジャンルでも、地道に取り組み続けている会社があります。

私がお伝えした方法を参考に、

  • メディアを探す
  • 声をかける
  • サービスを紹介してもらう

それを愚直に続ける。

オンライン英会話のように、大きな件数が発生するわけではありません。

それでも、

「ポツポツですが、ちゃんと会員獲得につながっています。」

というお話を聞くことがあります。

こういう話を聞くと、
結局、集客というのは派手な裏技ではないんだなと思います。

自分たちのお客様がいる場所を探して、そこに自分たちのサービスを届ける。

アフィリエイトも、SEOも、SNSも、本質的には同じなのかもしれません。

新しい集客方法が増えても、昔から残っている施策には理由があります

この15年間で、Web集客の世界は本当に変わりました。

  • SEO
  • リスティング広告
  • アフィリエイト
  • SNS
  • YouTube
  • そして今は、AI検索です

新しい集客方法が登場するたびに、

「SEOは終わった。」
「ブログは終わった。」
「アフィリエイトは終わった。」

そんな言葉も何度も見てきました。

でも、実際には完全になくなったものは、ほとんどありません。
形を変えながら残っています。

アフィリエイト広告も、その一つです。

コロナ禍のような爆発的な件数ではない。
昔のように個人ブログが大量に生まれる環境でもない。

AI検索の普及によって、比較サイトの役割もこれからさらに変わるでしょう。
それでも、2026年の今もワールドトークには比較サイトから新しい会員が来ています。

成果報酬なので、費用対効果も合わせやすい。

だから私は今でも、

アフィリエイト広告は、非常に手堅い集客方法の一つだと思っています。

オンライン英会話と比較サイトは、一緒に市場を作ってきました

今回、アフィリエイト広告について書こうと思っていたのですが、気付けばかなり昔の話まで書いてしまいました。

でも、振り返ってみると、それだけ比較サイトという存在がオンライン英会話の成長に深く関わっていたのだと思います。

まだオンライン英会話が知られていなかった頃。

比較サイトがサービスをまとめてくれました。
個人ブログが実際の体験を書いてくれました。
面白い企画を作って、業界を盛り上げてくれました。

アフィリエイト市場が大きくなれば、さらに多くのメディアがオンライン英会話を紹介してくれました。

もちろん、私たち事業者も広告費を支払っています。
ビジネスとして成り立っていたからこそ、続いてきた関係です。

それでも、

オンライン英会話事業者だけで、ここまで市場を広げることはできなかった。

これは15年以上この業界にいて、改めて感じることです。

今はAI検索やSNSなど、ユーザーがサービスを知る入口も大きく変わりました。
これから比較サイトの役割も、また変わっていくのだと思います。

でも、第三者がサービスを知り、比較し、紹介してくれる。
その価値自体は、これからもなくならないのではないでしょうか。

WTEでは、集客についても一緒に考えています

オンラインスクールを立ち上げると、

「予約システムを用意すれば完成。」

というわけではありません。

むしろ、本当に大変なのはそこからです。

どうやって最初の生徒を集めるのか。
どの広告を使うのか。
SEOをやるのか。
SNSをやるのか。
アフィリエイトは使えるのか。

私たちはWTEという予約システムを提供していますが、自分たち自身も15年以上、ワールドトークを運営しながら、こうした集客施策を一つずつ試してきました。

成功したものもあれば、当然失敗したものもあります。

だからこそ、システムをご提供するだけではなく、

「このスクールなら、どんな集客方法が合いそうか。」

というところから一緒に考えることもできます。

これからオンラインスクールを立ち上げたい方。
すでに運営しているけれど、集客に悩んでいる方。

アフィリエイト広告を始めてみたいけれど、自社に合っているのか分からない方。
そんなお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

オンラインスクールを作るだけではなく、

そのスクールに生徒が集まり、長く続いていくところまで。

私たち自身がオンラインスクールを運営してきた経験を、少しでもお役立ていただければと思っています。

オンラインレッスンの集客ならWTEに相談ください

ABOUT ME
森山 卓(もりやま すぐる) ─ 株式会社ライトアップ/WTE事業責任者
オンライン英会話「ワールドトーク」を15年、オンラインレッスン予約システム「WTE」を14年にわたり運営してきた、オンラインスクール立ち上げのプロフェッショナル。自社スクールで培った知見をもとに、これまで200社以上のオンラインスクールの立ち上げに参画。桐原書店との共同学習プラットフォーム「KIRIHARA Online Academy」では事業責任者を務めるなど、出版社・大手事業者との協業実績も豊富です。 オンラインレッスンに関するセミナー登壇は10年以上、近年ではDMM英会話と共同で立ち上げ・売上アップセミナーを開催。机上の理論ではなく、実際に運営し続けてきた一次体験に基づく、再現性のある情報発信を続けています。