サイトの構成を考える

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- 投稿者:WTE運営事務局
- カテゴリー:WEBマーケティング
今回はいよいよサイト制作を始める第一歩として、「構成」についてお話していきます。
サイトの構成を考えるには、「サイトマップ」と「ワイヤーフレーム」の二つを用意することが不可欠です。
サイトマップとはサイトの全体像を図にしたもの、対してワイヤーフレームとはその中の一つのページの構成を図にしたものを言います。
なぜサイトマップとワイヤーフレームを作るのか?
サイトマップとワイヤーフレームは、いわばサイトの設計図のようなものですが、これらがWeb制作に必要な理由は二つあります。
一つは「自分のため」です。
設計図があることで、サイトの完成形を頭の中に思い浮かべることができます。完成形がわかっていることで、過不足のないコンテンツを用意することが可能です。
制作の途中で「これが余分だったな」とか、「あれが足りなかったな」と迷子になってしまうことを防ぎ、頭の整理を行うためにも設計図を用意します。
そして設計図が必要なもう一つの理由は、「制作にかかわるすべての人のため」です。
Web制作は、かかわる人が増えれば増えるほど、コミュニケーションを取るのが難しくなっていきます。
ライティング担当の方は何をすればいいのか、デザイナーはどんなことをすればいいのか、明確に伝える必要があります。
これらの「コミュニケーションツール」として、サイトマップやワイヤーフレームは必要なのです。
サイトマップやワイヤーフレームは誰が作るのか?
サイトマップやワイヤーフレームを作るのは、基本的には制作会社のディレクターです。
ただし、制作を発注した会社の社員の方も、サイトマップやワイヤーフレームの内容を理解することは必要です。
そのサイトで本当に伝えたいことや事業内容は、その会社にいる方にしかわからないからです。
そのため、近年では企業のWeb担当者の方がサイトマップとワイヤーフレームを作成した上でWeb制作を発注するケースも増えています。
実際に作るかどうかは別として、Web担当者であれば可能な限りサイトマップ、ワイヤーフレームの理解度を深めていただくことが、サイトのクオリティに直結します。