オンラインレッスンサービスを立ち上げたいけど、何が必要なの?
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- 投稿者:森山 卓
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オンライン英会話サービス、オンラインフィットネスなど、SkypeやZoomなどの通話システムを使った非対面でのレッスンを行うサービスが増えてまいりました。
実際に、同じようなオンラインレッスンサービスの立ち上げをご検討されているという方向けに、立ち上げに何が必要なのかをまとめさせていただきました。
オンラインレッスンに最低限必要なものは何か?
オンラインレッスンサービスは、インターネット上でサービスを展開しますので、通常のリアルな店舗に比べると、家賃や光熱費などの経費はかかりませんし、立ち上げの際の初期コストは非常に安く済ませることが出来るかと思います。
本当に最低限の形だけ用意するのであれば、この2つだけで運用は可能です。
- ホームページ
- メールフォーム
手動管理にはなりますが、これだけでも運用は可能です。
メールフォーム付きのホームページであれば、安くて20~50万円程度で制作をすることが出来ます。
ただ、実際に生徒の数が100人、1000人と増えていくにつれて、手動で多くの情報を管理していくのは困難になり、業務のシステム化の必要を迫られるときが来ます。
その時にどんなシステムが必要になるのかを考えてみましょう。
会員管理(顧客管理)・講師管理の必要性
オンラインレッスンは、生徒と講師の2つがあってはじめて成り立つ仕組みとなります。
そのため、生徒に対するお問い合わせ対応や、講師の採用業務、レッスンの予約業務などは毎日の必須業務となります。
連絡をとったり、面談を行ったり、金銭のやりとりをしたりと、毎日多くのやりとりをしていく以上、各生徒や講師の情報を一元管理しておくことは必須と言っても良いかと思います。
更にレッスンのクオリティをあげるためにも、その生徒の嗜好や講師の得意科目など、様々な情報を管理しレッスンのマッチングに結び付けられると、更にサービスに対する満足度もあげられます。
一番最初に会員管理(顧客管理)、講師管理のシステム化を目指していきましょう。
スケジュール管理とレッスン管理の必要性
次に、オンラインレッスンでは、登録している生徒と講師をレッスンに繋げてはじめて売上となります。
そのため、生徒と講師のスケジュールの管理や、実際に行ったレッスンの管理も行わなければなりません。
生徒と講師のスケジュール調整を、運営事務局にて手動管理していくのはとても大変です。
講師が自分の提供可能な予約コマを空けて、そこに生徒が予約を取っていくような、予約システムを導入することで、スケジュール調整に運営稼働を割かずともレッスンを成立させることが可能になります。
さらに、レッスンの進捗などもシステム上に残せると、更に品質の高いレッスン提供が出来るようになるかと思います。
こういった、2つの生徒と講師を結びつけることをマッチングと呼び、マッチングを促す仕組みをプラットフォームと呼びます。
オンラインレッスンというのは、スクール事業でありながらプラットフォーム事業だと考えて、システム化を考えていくことが必要です。
決済管理と報酬管理の必要性
最後に、スクール事業を行う上で、月々の生徒からの月謝支払いや、講師への報酬支払いは必ず必要な業務になるかと思います。
生徒の誰がちゃんと月謝を支払ったのか一つ一つ管理したり、講師の月の報酬を計算したり毎月の運営稼働にも大きくかかわる部分となります。
そこで、ホームページ上で決済が出来る決済管理システムの導入や、月のレッスン数に応じて給与計算を自動的にしてくれるような仕組みも作れると、運営側も最低限の運営稼働で回していけるのではないでしょうか?
特に現代では、日常においてもクレジットカードやオンライン口座で売買を行うような時代となりました。
生徒と講師が、より手軽にオンライン上でサービスを受けられる環境づくりも必要になってくるかと思います。
最後に
このように、オンラインレッスンを運営していくにつれて、業務のシステム化の必要性が度々出てくるかと思います。
そして、一つ一つの業務のシステム化において、都度それなりのシステム開発コストはかかってきてしまいます。
弊社では、10年間の自社オンライン英会話サービスの運営を経て、運営する上で何をシステム化したほうが効率的であるのかであったり、逆に品質の向上や会員の集客に関して、人が手をかける必要なところも理解しております。
弊社で提供させていただいている予約システム「WTE(ワールドトークエンジン)」は、実際に私たちが運営した経験をもとに、必要だと思う機能を全て一つのパッケージ化した仕組みになります。
少しでもシステム化にかかる投資をおさえるためにも、一度お気軽にご相談頂けますと幸いです。