【2026年更新】オンラインスクールで起業する!立ち上げ方ガイド
「オンラインスクールの起業はどうすればいい?」
「オンラインレッスンのビジネスモデルを教えて欲しい!」
いまや「オンラインで学ぶ」ことは特別なことではなく、私たちの日常における新しいスタンダードとなりました。
個人のリスキリング(学び直し)や、多様なスキル習得の需要が高まり続ける中、オンラインスクール市場は確固たる成長を続けています。
「新しく事業をはじめたいけれど、何から手をつければいいかわからない」という方へ。
今回は、オンラインスクールの起業方法を7つのステップに分けて紹介します。
はじめまして。
株式会社ライトアップの森山(@wu_moriyama)です。
これまで、15年以上にわたり自社でオンラインスクールを運営し、200校以上の立ち上げ支援を実施してきました。
本記事では、企画決めやプラットフォーム選定など、細かくステップで区切り、ご説明させていただきます。
オンラインレッスンで事業を開始したい方はぜひ参考にしてください。
起業Step1. 企画を考えよう!
「どんなスクールをはじめればいいの?」
「自分が好きなことを教えるスクールを作ればいいの?」
スクールを立ち上げる際には、まず「どんなレッスンを提供するか(企画)」を考えなければなりません。
自分の好きなことや得意なことをベースにするのも素敵ですが、ビジネスとして継続させていくためには、しっかりと売上を作っていく視点も大切です。
ここでは、2026年の市場に受け入れられる企画の考え方について、以下の4つのアプローチから解説します。
- ユーザーのニーズから企画を考える
- 市場調査をしてみよう
- 競合調査をしてみよう
- 自分たちの強みを明確にする
それぞれ、詳しくご説明いたします。

① ユーザーのニーズから企画を考える
誰しも自らの課題があり、それを解決するためにスクールを選択します。
企画を考えることは、すなわち「ユーザーのニーズ」を徹底的に考えることです。
求められているからこそ、そのスクールは必要とされますし、逆にニーズがない場所にビジネスは成り立ちません。
「誰が、何のためにそのスクールに通うのか」を、頭の中で解像度を上げて具体的にイメージしてみましょう。
その人はどんな悩みを抱えていて、どうすればそれを解決できるのか?
ユーザーがオンラインスクールに求めるものを可視化し、どんなレッスンが必要かを考えてみましょう。
「ユーザーのニーズがどこにあるのか、自分だけではうまく想像できない……」という方は、次の「市場調査」を参考にしてみてください。
② 市場調査をしてみよう
情報があふれる現代において、市場のデータは意外とカンタンに手に入ります。
まずは、GoogleやPR TIMESなどで「(あなたの検討しているジャンル) 市場」と検索してみてください。
多くの企業が実際のユーザーから集計した、貴重な調査データがたくさん出てきます。
ここで重要なのは、「自分の想像や理想」ではなく「客観的な事実(FACT)」を知ることです。
もし欲しいデータが見つからなかったら、自らインタビューの機会をいただいたり、モニターを募って実際のレッスンを受けてもらったりするのも有効です。
量を求めるのであれば、クラウドソーシングサービスでアンケート調査を行うのも一つの手です。
※WTEでは、毎年オンラインレッスン市場の分析を行っています。
2026年最新の市場考察は、ぜひ私のnoteも参考にしてみてください。
👉 【note】オンラインレッスン市場の分析と考察
https://note.com/wu_moriyama/n/nf1ce519c9361

③ 競合調査をしてみよう
「こんなに強い競合がいるのに、後発の自分が勝てるのかな……」と、同業者を必要以上に怖がってしまう方がいらっしゃいます。
ですが、私はいつも「同業者で成功しているサービスは、自分たちの最高の先生である」とお伝えしています。
成功している企業がいるということは、そこには確実に「ニーズ(市場)がある」という証拠です。
そして、その企業が選ばれている理由は、あなたにとって貴重なノウハウの塊です。
強い会社の仕組みを徹底的に分析し、参考にさせていただくのが一番効率の良い方法です。
具体的には以下の点に着目して調べてみましょう。
- ターゲット
誰に向けてサービスを提供しているか? - 解決手法
どんなカリキュラムやレッスン形式か? - 価格・サポート
レッスン料金や、生徒へのサポート体制は? - システム
利用しているプラットフォームや予約の仕組みは? - 講師
在籍する講師にはどんな特徴があるか?
これらをリストアップして比較していくと、各社が売りにしている「微妙な違い」が見えてきて、自社の立ち位置を決める大きなヒントになります。
④ 自分たちの強みを明確にする
「他社に負けない強みなんて、そう簡単に作れない……」と頭を抱えてしまう方も多いですが、オンラインスクールの強みはもっとシンプルです。
サービスにおける一番の強みは、他でもない「講師」です。
講師が受講生のどんな課題を解決しているのか、どんな人柄なのか。
運営側が自分たちの講師を誰よりも深く理解し、その価値を必要とする生徒に届けること。
それ自体が立派な強みになります。
そしてもう一つ、大切な事実をお伝えします。
サービス開始の時点で、誰もが認める明確な強みを持っている企業なんて、実はほとんどありません。
【事例】ワールドトークの強みも「偶然」から生まれました
弊社が2011年に立ち上げたオンライン英会話「ワールドトーク」は、現在では「日本人講師メイン」という明確な特化型の強みを持っています。
しかし、最初からこの企画を狙っていたわけではありません。
当時は、当時勢いのあったフィリピン人講師を使った安価なオンライン英会話を始めようと動いていました。
しかし、いざ立ち上げようとしたところ、運営事務局のメンバーに英語を喋れる人が一人もいないという大問題に直面したのです(笑)。
困り果てて、知り合いの翻訳会社に相談したところ、「英語ができる日本人ならたくさんいるよ」と言われ、そこから日本人講師のスクールという企画が決まりました。
結果的に、それが15年以上続く唯一無二の強みとなったのです。
強みとは、最初から完璧に作り込むものではありません。
実際にサービスを開始し、運営しながら受講生や講師と真摯に向き合う中で、少しずつ磨かれて決まっていくものです。
まずは「やってみる」そこからが本当のスタートだとお考えください。
WTEでは、こうしたスクール立ち上げのリアルな情報共有や、企画作成をサポートするセミナーを定期的に開催しています。皆さまの第一歩を、全力でお手伝いさせていただきます!

起業Step2. プラットフォームを選ぼう!
企画が決まったけれど、どうやってオンラインスクールを立ち上げる?
企画が決まったら、次は「オンライン上に学習する環境(プラットフォーム)」を作らなければなりません。
「とりあえずZoomと、無料の予約カレンダーがあればいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、オンラインスクールの運営はそう単純ではありません。
レッスンの予約、月謝の支払い、生徒の学習進捗の把握、さらには講師のスケジュール管理まで……。
事業として展開していくためには、これらのプロセスを円滑に回すための「プラットフォーム選び」が非常に重要になります。
ここでは、事業を途中で挫折させないための「失敗しないプラットフォームの選び方」を4つのポイントでご紹介します。

1. スクールに特化した予約システムを選ぶ
「予約機能なんて、美容室やレストランの予約システムと同じでしょ?」と考えた方、ぜひ一度スクール独自の要件を想像してみてください。
- 多数いる「特定の講師」を指名して予約する
- 生徒ごとに「月の予約上限回数」や「チケット」が決まっている
- 毎週、毎月など「継続的」に予約が発生する
レストランやホテルの単発予約とは違い、スクールにはスクール独自の複雑な予約ルールがあります。
汎用的な予約システムを無理やり当てはめると、必ず運用でほころびが出ます。
運営を効率化し、生徒にストレスを与えないためには「スクールに特化した予約システム」を選ぶことが鉄則です。
→[PR]オンラインスクールに「特化した」予約システムWTEがおすすめ!
2. 予約から決済まで「一元化」されたパッケージを選ぶ
予約システムと決済(クレジットカード等)システムを別々に導入するメリットは、はっきり言ってありません。
毎月のシステム利用コストが倍になるだけでなく、「月謝を払っていないのに予約できてしまう」「プラン変更の手続きが手作業になる」といったミスの原因になります。
購入したプランや月額課金(サブスクリプション)に沿って、自動で予約のルールが制御される。
この「予約から決済までセットになった仕組み」を作ることが、運営事務局の手間を減らす最大のコツです。

3. 生徒と講師の「顧客管理」ができる仕組みを選ぶ
スクールの生徒は、一回きりの「一見(いちげん)さん」ではありません。
これから継続的にお付き合いをしていく大切なお客様です。
そして同時に、採用した「講師」たちも一緒にビジネスを行う重要なパートナーです。
そのため、単なる予約カレンダーではなく、
- 会員登録と連動した「生徒データベース」
- 採用やシフトと連動した「講師データベース」
この2つが連携し、両者が予約を通じてスムーズに繋がる仕組みを持ったプラットフォームを選びましょう。
ぜひ、予約システム選びの際は、顧客管理、講師管理も想定ください。
4. レッスン進捗や「給与計算」までカバーできるか
実際にスクール運営を始めてみると、予約と決済以外にも膨大な裏方業務があることに気づきます。
「予約されたレッスンは無事に実施されたか?(進捗管理)」
「今月、各講師は何回レッスンをしたから、いくら報酬を支払うか?(給与計算)」
特にレッスン回数や単価に応じた毎月の給与計算は、手作業だとミスが出やすく、運営者を疲弊させる最大の要因です。
こうしたスクール運営に必須の裏方業務まで自動化できるプラットフォームを選ぶことが、事業を長く継続するための必須条件と言えます。
【事例】IT企業だった私たちが「WTE」を販売し始めた理由
弊社(株式会社ライトアップ)は、もともとITに特化した事業会社であり、教育専門の会社ではありませんでした。
自社でオンライン英会話「ワールドトーク」を立ち上げて運営していると、同業他社の方々から「どうやってこんな便利なシステムを作ったの?」「うちにもそのシステムを使わせてほしい!」というお問い合わせを数多くいただくようになったのです。
そこで、私たちがワールドトークの現場で実際に使い、日々「もっと事務局の手間を減らそう」「給与計算を楽にしよう」と改善を重ねてきたシステムをそのままパッケージ化し、他社様でも使えるように販売を開始しました。
それが、オンラインレッスン予約システム「WTE」の始まりです。
プラットフォームの準備は、事業を継続するための最も重要な「投資」です。
もし、少しでもシステム選びにお悩みでしたら、現場を知り尽くした私たちWTEにぜひ一度ご相談ください。
皆さまの事業モデルに合わせた最適なご提案をさせていただきます。
▼あわせて読みたい~主要プラットフォームの「強み・弱み」を徹底比較!
本記事では、失敗しないプラットフォーム選びの基本ポイントをお伝えしました。
しかし、「じゃあ、世の中にある他の有名なシステム(MOSHやストアカ、STORES予約など)とWTEは何が違うの?」「今の自分の規模ならどれを選ぶべき?」と、具体的な比較が気になっている方も多いのではないでしょうか。
オンラインスクール運営に本当に必要な「7つの機能」をベースに、各プラットフォームのできること・できないことを現場目線でぶっちゃけた比較記事を以下に用意しました。
システム選びで迷子になっている方は、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
起業Step3. 資金調達をしよう!
「事業を立ち上げるのに資金が必要…」
「プラットフォーム導入のお金をどうしよう…」
「集客や講師の採用コストも考えないと…」
スクールの立ち上げには、どうしても初期費用がかかるものです。
だからこそ、使える制度を賢く使い、資金面の負担を減らすことも事業主様の重要な仕事の一つです。
これまで200社以上の経営者様とお付き合いしてきた中で、多くの方がどのように資金調達の壁を乗り越えてきたか。
そのリアルな事例と方法をご紹介します。

資金調達の制度を知ろう
「どうしたら資金調達ができるんだろう…?」とお悩みの方は、まず一般的な資金調達の選択肢を知ることから始めましょう。
- 銀行や日本政策金融公庫から融資を受ける
- ベンチャーキャピタルや投資家から出資してもらう
- クラウドファンディングを活用する
- 国や自治体の補助金・助成金を申請する
それぞれの特徴や条件を把握し、自社に合った手段を選ぶことが大切です。
例えば、クラウドファンディングは話題性や共感を生むストーリーが必要になりますし、融資は返済の計画が必須です。
どんな手段が自社の状況やビジネスモデルに合っているかを理解して進めていきましょう。
クラファンなら「最初の生徒(ファン)」も獲得できる
融資や補助金の申請ハードルが高いと感じる場合、クラウドファンディングの活用も非常に有効です。
インターネット上で広く支援を募るクラファンは、手軽に始められるだけでなく、支援してくれたユーザーがそのまま「最初の生徒」になってくれる可能性が高いという大きなメリットがあります。
スタート時の集客(プロモーション)としても機能しますし、今後のサービス運営に欠かせない「SNSやコミュニティを活用した集客の練習」にもなります。
積極的に進めてみる価値は大いにあります。
1番のおすすめは『AI・デジタル化導入補助金』
「色々あるけど、1番のおすすめの方法を教えて欲しい!」
そんな方へ真っ先にご紹介しているのが、システム導入の費用を国が支援してくれる補助金制度です。
「補助金って難しそう…」
「事業計画をつくるのが面倒くさい…」
と敬遠してしまう方もいらっしゃいますが、資金調達の手段として、補助金の活用は真っ先に検討していただきたい方法です。
私たちが納めている税金を活用して、事業者の新たなチャレンジを後押ししてくれる制度だからです。
以前は「IT導入補助金」として親しまれていましたが、2026年現在、制度がアップデートされ『AI・デジタル化導入補助金』という名称になっています。
申請が比較的カンタンで、採択率が高いのが特徴です。
オンラインスクールにおいては、まさにWTEのような「予約システムの導入費用」に利用できます。
申請する枠組みにもよりますが、システム導入費用の「1/2〜2/3」が補助金として支援され、最大で数百万円規模の補助が出るため、本格的なプラットフォーム構築の強い味方になります。
WTEも、もちろんこの補助金の対象ツールとして登録されておりますので、導入費用の負担を大幅に軽減することが可能です。
【過去60社以上が補助金を活用してスクールを構築!】
WTEを提供する株式会社ライトアップでは、システムの提供だけでなく、専任スタッフによる補助金の申請サポートも行っています。
これまでに60社以上の事業者様が、弊社のサポートを通じて補助金を活用し、初期費用を大幅に抑えてオンラインスクールの構築を実現してきました。
【要注意:補助金にはスケジュールがあります】
補助金活用において、一つだけ気をつけていただきたいことがあります。
それは、国が定めた厳格なスケジュール(申請期限や予算枠)が存在するということです。
「準備ができてから考えよう」と思っているうちに、募集が終わってしまった…
というケースをこれまで何度も見てきました。
初期費用を抑えてスクールを立ち上げたい、補助金を少しでも使ってみたいとお考えの方は、どうかお早めに弊社までご相談ください。
申請のタイミングから逆算して、最適な立ち上げスケジュールをご提案させていただきます。
以下の記事で詳しく対象となる企業様、スケジュールを公開していますので、合わせてご確認ください。

起業Step4. ホームページの作成
「スクールの採用や集客はどうしたら良い?」
「そもそもスクールのホームページって必要なの?」
結論から申し上げますと、オンライン上でビジネスを行うためには、ホームページは絶対に必須です。
ユーザーが学校を選ぶとき、どんなレッスンやカリキュラムがあり、価格帯はどのくらいかを必ず調べます。
その情報が得られなければ、選択肢の一つにすら入りません。
ホームページは、自分たちのスクールを知ってもらい、信頼してもらうための最大の武器です。
ここでは、どのようなホームページを作っていくべきかをご紹介します。

ホームページは「集客」と「採用」の基本
オンラインスクールの運営に欠かすことのできない「生徒の集客」と「講師の採用」。
これらを円滑に進めるためには、ホームページの準備が不可欠です。
ホームページは、生徒にとっても講師にとっても「最初にスクールを知る場所(顔)」になります。
スクールの強みをきちんと打ち出して同業者と差別化し、どんなレッスンをしてくれるのか(教材やカリキュラム)を分かりやすく説明しましょう。
そして、アクセスしてくれたユーザーが迷わず「体験レッスンの受講」や「講師応募」へ辿り着けるように、しっかりとした導線づくりを行うことが大切です。
最低限用意しておきたい必須ページ
「ホームページにはどんなページが必要?」
とお悩みの方へ。
一般的なオンラインスクールが用意している基本ページをご紹介します。
- TOPページ
- スクール・レッスンの紹介
- 料金プラン / ご利用方法
- 講師紹介 / 講師採用ページ
- 教材・カリキュラム紹介
- お客様の声 / よくあるご質問
- 会社概要 / お問い合わせ
- 法的ページ(特定商取引法に基づく表示、利用規約、プライバシーポリシー)
ちゃんと作ろうと思うと、そこそこのページ数になりますよね。
また、集客を加速させるなら専用のランディングページや、ブログ(オウンドメディア)の併設も効果的です。
まずは同業他社のホームページを調査し、良いところを参考にしながら構成を練ってみましょう。

どうやってホームページを準備すればいいの?
では、そんなホームページをどうやって準備すれば良いのか?
主に以下の3つの方法があります。
- パッケージを購入する
必要なページ一式が揃ったテンプレートを活用し、素早く立ち上げる方法です。 - 自分で作る
HTMLなどの知識がなくても、StudioやWix、Jimdoといった制作ツールを使えば作成可能です。ブログ発信もするならWordPressが王道です。 - 制作会社に依頼する
一から作るのは時間も手間もかかります。プロの視点で魅力的に表現してもらうのも有効な手です。
【事例】自社スクールでも、ホームページを最重要視しています
弊社が運営するオンライン英会話「ワールドトーク」でも、集客を効率化しコストを抑えるために、ホームページの作り込みには特に力を入れてきました。
魅力的なホームページはSEO対策に有効なだけでなく、広告経由で訪れたユーザーを確実に「会員登録」へつなげる最大の要(かなめ)になると考えています。

「重要性はわかったけれど、自社で作るのは難しい…」
「必要なページをゼロから考えるのは大変…」
という場合は、ぜひ一度WTEにご相談ください。
WTEでは、予約システムと一緒にスクール運営に必要なホームページのテンプレート(パッケージ)もご用意しており、制作からのご支援も可能です。
最後に一つアドバイスです。
ホームページは最初から「完璧」を目指す必要はありません。
まずは公開し、運営しながら生徒や講師の反応を見て、どんどん修正し育てていくことが一番大切です。
起業Step5. 運営事務局の設置
「運営の人数はどのくらい必要なの?」
「具体的にどんな業務があるの?」
日々のお問い合わせ対応や講師の採用など、スクールの運営業務はさまざまです。
スクールを継続的に成長させていくためには、この「運営事務局」の力が何よりも重要になります。
仕事内容が多岐にわたるため、いかに仕組み化していくかが成功の鍵です。

運営事務局の仕事は?
オンラインスクールの運営では、毎日どんな業務が発生するのでしょうか?
具体的には以下のような仕事があります。
- 生徒や講師からのお問い合わせ対応
- 新規講師の採用業務(書類選考や面接など)
- 新規会員の集客業務(広告・SNS・SEOなど)
- 会員や講師への定期メルマガ・お知らせ配信
- 売上集計・講師への報酬計算と支払い
- 請求書や領収書の発行対応
事務処理からマーケティング、レッスンの品質管理まで幅広い業務が存在します。
だからこそ、システムに任せられる部分はすべて自動化し、手作業を減らす「仕組み化」が不可欠になります。
事務局の人数はどのくらいが理想?
「新たに専任のスタッフを雇う必要はあるの?」と心配される方も多いですが、立ち上げ段階から大人数を用意する必要はありません。
実際、予約や決済、講師の給与計算といった基本業務をシステム化してしまえば、オープン当初は担当者1名でも十分に運営が可能です。
まずは最小限の人数でスタートし、サービスが拡大してきたらお問い合わせ対応をアウトソース(外部委託)したり、マーケティング強化のために人を雇ったりと、事業の成長に合わせて計画的に体制を拡大していくのが最もリスクの少ない方法です。

どういうスキルが必要か
運営事務局では幅広い業務を扱うため、担当者は必然的に「マルチプレイヤー」になります。
- メンバーや生徒間の調整を行う「コミュニケーション力」
- 多岐にわたるタスクの進捗を管理する「ディレクション力」
- 売上アップのための戦略を考える「マーケティング力」
ゆくゆくはこれらを束ねるマネジメントスキルが推奨されますが、最初からすべてを完璧にこなせる人間はいません。
スクールの成長と一緒に、運営担当者も少しずつ成長していけば大丈夫です。
そして、最終的に運営担当者に一番求められる素質は、「自分たちのスクールを心から好きになれるか?」という情熱に他なりません。
【スクール運営のプロとしてアドバイスします!】
弊社では、自社オンライン英会話「ワールドトーク」だけでなく、桐原書店様と共同開発した「KIRIHARA Online Academy」など、実際のスクール運営を長年行っております。
単なるシステム提供会社ではなく「スクール運営のプロ」だからこそ、システム販売にとどまらず、現場目線での効率的な運営体制の作り方や集客のアドバイスが可能です。
「1人での運営に不安がある」「何から手を付けていいか分からない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
起業Step6. 講師の採用を行う
「オンライン講師の採用って難しいの?」
「どうやって良い先生を集めればいいの?」
実は、在宅で働けるオンライン講師という職種は非常に人気があります。
出産や育児で在宅ワークを希望される方や、副業を探している方にとって最適な働き方であるため、「採用自体」にそこまで困ることはありません。
しかし、一つだけ断言できることがあります。
それは「オンラインスクールの価値は『講師』で決まる」ということです。
良い講師を採用し、長く定着してもらうことが、サービスの成長に直結します。
ここでは、オンラインスクールにおける講師の採用と定着のコツについて詳しく説明します。

フェーズに合わせた採用手法を選ぶ
講師の採用は、「オープン当初」か「サービス運用後」かによって攻め方が異なります。
採用は集客と同じく継続的に行うものなので、できるだけコスト負荷を減らせる仕組みを作ることが大切です。
① オープン当初は「求人サイト」を活用する
立ち上げ当初は自社サイトの知名度がないため、Indeedなどの検索型求人サイトや、ランサーズ、クラウドワークスといったクラウドソーシングを活用しましょう。
在宅ワークを探している方は多いため、数万円の広告費をかけるだけで多くの応募を見込めます。
求職者がどう検索するかを想像し、「タイトル」や「説明文」を魅力的に作り込むことが応募を増やすコツです。
※なお、外国人講師を採用する場合は、Jobs In Japanなどで直接募集をかけるほか、マネジメントの手間を省くために「講師の供給(派遣)を手伝ってくれる代行会社」を利用するのも効率的です。
② 運用後は「自社ホームページ」で採用を自動化する
採用ページを作り込めば、高い広告費をかけずに応募を集めることができます。
通常の職種と違い、オンライン講師の求人は競合が少ない分、自社の採用ページがGoogle検索で上位に表示されやすいというメリットがあります。
自社の強みや、既存講師のインタビュー記事などを掲載し、求職者に興味を持ってもらいましょう。
応募用のエントリーフォーム(Googleフォームなどの簡易的なものでOK)の設置も忘れずに。
【事例】自社サイトから毎月コストゼロで60名以上の応募を獲得
弊社のオンライン英会話「ワールドトーク」では、採用ページをしっかりと作り込んだ結果、毎月60名以上の講師応募を広告コストを一切かけずに(無料で)獲得し続けています。
自社で求人ができるようになれば、講師が自動的に増える強力な仕組みになります。

採用後も「マメな連絡」で孤独を防ぐ
オンライン講師は採用しやすい反面、「辞めやすい」という特徴もあります。
フレキシブルなシフトゆえに予約を開けなくなってしまったり、業務委託契約のためスクールへの所属意識が薄くなったり、何より「在宅ワーク特有の孤独感」を感じやすいからです。
だからこそ、採用して終わりではなく、運営側がマメにコミュニケーションをとっていくことが何よりも重要になります。
- SNSなどで積極的に繋がりを持つ
- 日々のお問い合わせに丁寧に対応する
- 定期的なメルマガ配信でスクールの状況を共有する
- 運営事務局が動画を活用し、講師に「運営の顔」を見せて安心感を与える
【事例】講師を「大切なパートナー」として扱う
弊社が運営する「ワールドトーク」や「KIRIHARA Online Academy」では、単にレッスンをお願いするだけでなく、定期的に講師向けの情報共有の場を設けています。
私自身も、講師の皆様と日々やり取りをさせていただき、大変仲良くさせていただいております。
運営者の顔が見えれば見えるほど、講師も安心して仕事に打ち込むことができます。
レッスンを行ってくれる講師は、スクールの根幹を支える大切なパートナーです。
常に敬意を持ち、対等に協力し合える関係性を築いていきましょう。
WTEでは、システムの導入サポートだけでなく、こうした「効率的な講師採用の方法」や「定着させるためのノウハウ」についてもお伝えできます。
講師採用のやり方についても、ぜひお気軽にご相談ください!
起業Step7. 生徒の集客を行う
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
スクールの企画からシステムの準備、講師の採用まで完了したら、いよいよ最後のステップ。
運営者が一番頭を抱える「集客」です。
これまで多くのスクール運営者様とお話ししてきた中で、集客を課題とされている方がダントツに多いです。
オンラインとリアルの店舗では、生徒の集め方の性質がまったく異なります。
ここでは、オンラインスクールにおける集客の考え方と具体的なステップについてご説明します。

生徒集客は「運営の1番の仕事」である
「質の高いレッスンができれば、自然と人は集まるんじゃない?」
そう思いたい気持ちはわかりますが、どんなに素晴らしいレッスンを提供していても、「スクールの存在を知ってもらえない限り、誰にも使われません」。
あえて言い切ります。
運営の一番の仕事は「集客」です。
人が集まらない限り、せっかく採用した講師も仕事がなく辞めてしまいます。
使ってもらえなければ、フィードバックも得られず質の向上もできません。
「スクールのコンセプトを完璧にする」ことよりも、まずは「何としても人に使ってもらう!」。
運営するからには、この意識を最優先に持ってください。
最初は「既存のネットワーク」から始める
「スクール立ち上げ当初は、どうやって最初の生徒を連れてくればいいの?」
一からウェブで新規ユーザーを集めるのは、ものすごく時間と労力がかかります。
だからこそ、一番最初の集客は「すでに関係性のある方」にお願いするのが最も効率的です。
リアルの店舗や教室をすでに運営されている方は、そこの生徒さんに案内してください。
過去に卒業された方に連絡をとってみるのも有効です。
関係性ができている方だからこそ、「ここが使いにくかった」「このレッスンは良かった」と率直な感想(フィードバック)を聞くことができます。
まずはモニターとして無料で提供し、お客様の声をいただくことが、その後の本格的なウェブ集客の強力な武器になります。
最初はオンライン集客にこだわらず、泥臭くお願いできる方から始めていきましょう。

効率を求めるなら「法人や組織」への営業も
「一気に人を集める方法はないの?」と考えて、立ち上げ直後に大量のウェブ広告に投資して失敗する方を数多く見てきました。
もし一気に集客したい、あるいは営業できる人材がいるのであれば、「法人や学校」へ直接営業をかける(BtoB開拓)方がはるかに効率的です。
法人の従業員研修や、学校の課外授業として契約できれば、一度の契約で数十名の生徒が一気に入ってきます。
しかも数ヶ月〜年単位の契約になるため、収益が一気に安定します。
BtoC(個人向け)だと1人あたりの単価が低く広告投資が赤字になりがちですが、BtoBであれば単価が高いため、後々広告を打つ際も採算が合いやすくなります。
まずは1社で良いので契約を取り、組織向けの研修パッケージを作ってしまうのも強力な戦術です。
ウェブ集客は「魔法」ではなく「分析と改善」
ある程度初期の生徒が集まったら、次はいよいよ「安定的・継続的な集客」を実現するためのウェブ集客に移行します。
ここで気をつけていただきたいのは、「お金を払えば勝手に人が来て、勝手に売上が上がる」という魔法の杖は存在しないということです。
必ず「Google Analytics」や「Search Console」といった分析ツールを導入し、データを見る仕組みを作ってください。
「どの施策で、何人が訪れ、何人が体験に申し込んだのか?」
プロセスではなく「結果(数値)」を理解し、次の戦術を考えていくことがすべてです。
代表的なウェブ集客の手法には以下の5つがあります。
- SEO対策
検索エンジンで上位表示させ、目的が明確なユーザーを集める。 - AI対策(AIO・LLMO)
ユーザーの代わりに比較・提案を行う生成AI(ChatGPTなど)に、独自の強みや一次情報を学習させ、自社のスクールを「おすすめ」として引用・提案させる新しい施策。 - インターネット広告
Google広告やSNS広告、アフィリエイト広告などを活用し、お金をかけて露出を増やす。 - SNS運用
ユーザーとのコミュニケーションを通じ、スクールのファンを育てる。 - メールマガジン
一度登録してくれたユーザーの意欲を高め、リピートや本申込へ引き上げる。 - プレスリリース
メディアに取り上げてもらうことで、社会的な信頼と認知を獲得する。
集客を成功させるコツは、「手数を打つこと」「結果を数値で分析すること」「改善して新たな施策を試すこと」の繰り返しです。
行動量がそのまま成功の源になります。
ここで得たオンライン集客の経験と知識は、今後どんなビジネスをやる上でも一生モノの強力なスキルになります。
ぜひ、試行錯誤の過程を楽しみながら、スクールと一緒にご自身も成長していってください。
WTEは、皆さまの集客も全力で応援します
予約システム「WTE」では、システムの提供だけでなく、私たちが現場で培った最新の集客ノウハウもどんどん配信しています。
予約システムの導入と一緒に、集客の知見もいくらでもご相談ください!
▼あわせて読みたい:ウェブ集客の「具体的な手法」と「導線設計」
「具体的にどんなウェブ施策をやればいいの?」「せっかく集めたアクセスを確実に申込につなげるには?」とお悩みの方は、私たちが現場目線で解説した以下の2つの記事を必ずチェックしてみてください。オンライン集客の解像度がグッと上がりますよ。
オンラインスクールの立ち上げ方まとめ
オンラインスクールの立ち上げのプロセスを解説しました。
まずは、オンラインスクールの起業、新規事業をお考えの方は以下7ステップを実施しましょう。
オンラインスクール起業の7つのステップ
- 企画を考える
- プラットフォームの選定
- 資金調達の実施
- ホームページの作成
- 運営事務局の設置
- 講師の採用
- 会員の集客
なんだか難しそうだな・・・。
自分にできるかな・・・。
そうお考えの方へ、難しく考える必要はありません。
困った時にはいつでも相談に乗れる相手でありたい。
それが、WTEというサービスです。
7つのステップ全てを解決できることが私たちの強みです。
予約システムの開発はもちろん、立ち上げに関するお悩みをどんどん共有ください!
皆様の力になれるよう、精一杯対応させていただきます!
今後ともWTEをどうぞよろしくお願いいたします。
→[PR]7つのステップを一気に解決!予約システム「WTE」


