オンラインレッスンを立ち上げる際の講師の採用はどうしている?
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- 投稿者:森山 卓
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オンライン英会話、及びオンラインフィットネスなど、オンラインでのコミュニケーションを行うサービスにおいて、講師やインストラクターの採用はサービスの質に関わる部分になります。
実際にどのように採用活動を行っているのかをお話しさせていただきます。
もくじ
実は講師の採用で難航するケースはとても少ないです
プラットフォームを作ったけれど、登録する講師がいなかったらどうしよう?と悩まれる方はいらっしゃいますが、実は講師の採用に関して、これまで難航したケースは少ないです。
働き方が変わりつつある現代において、在宅やインターネットを介して出来る仕事の需要は増えております。
また、通常の教室と違い、地域に縛られずに全国、または世界中から応募ができることから、講師集めは最低限やることをやっていれば問題なく出来ます。
例えば、弊社で運営しているワールドトークでは、講師募集にかけているコストは0円です。
ホームページからの応募だけで毎月講師の採用面談が数十件はいっているような状況となります。
では、まだホームページもない立ち上げ時期に関しての講師採用のやり方を少しだけお話しさせていただきます。
日本人講師の採用方法について
弊社のワールドトークでは日本人講師を採用しています。
英会話業界においては、外国人講師のスクールが主流ではありますが、学習塾サービスやフィットネス、音楽スクールなどの立ち上げにおいては、まず日本人講師を採用する方が多いのではないでしょうか?
日本人講師は、採用媒体を活用すれば比較的低コストで応募を集めることが可能です。
また、基本的にオンライン講師をやりたいと思う方は、スクールや教室で働くのが難しい子育て世代の女性が多いです。
それを踏まえると、以下のような媒体が集まりやすいかなと思います。
- Indeedなどの求人検索型サイト
- 主婦向けの在宅仕事を掲載している求人サイト
- 業種に特化した講師をネットワークしている求人ポータル
- フリーランスの方が集まるクラウドソーシング
特に、シェアリングエコノミーやスキルシェアサービスが今後普及していく可能性が高く、オンライン講師の求人媒体は今後もっと増えていくように思います。
フィリピン人講師の採用方法について
フィリピン人講師を採用されている方は、現地に法人を作りそこで雇用している方が多いように思います。
日本の拠点から、在宅のフィリピン人講師採用もSNSなどを使えば簡単に出来るのですが、管理が大変だというお話はよく聞きます。
スケジュール通りに講師が現れなかったとか、レッスンをドタキャンしてしまったなど頻繁に起こってしまうと、サービスに関する品質の低下やクレームに繋がってしまいますので、リスクを軽減するためにも拠点を構えるケースが多いです。
また、近年では日本や韓国、中国におけるオンライン英会話の需要から、フィリピン現地にて講師を派遣してくれるマネージメント会社も登場しています。
現地に拠点を構えるとどうしてもコストが高くついてしまうことから、こういった講師派遣会社を活用している事業者も多いです。
ネイティブ講師の採用方法について
日本で働きたいネイティブの講師を探す場合、海外向けの日本の求人媒体を使う形が一番早いかと思います。
有名な求人媒体として、Jobs In Japanとか、Craigslistなど、ご存知な方も多いのではないでしょうか?
ネイティブの講師も基本的には日本人講師と同じく、在宅という形がスタンダードになります。
正直、日本人講師よりも若干ルーズなところがありますので、少しだけ管理が大変なところもございます。
例えば、キャンセルに対するペナルティの仕組みを作るなどの工夫は必要かもしれません。
実際に、ネイティブ講師を採用されている企業で、現地拠点を作ってそこで採用活動を行っている会社もございます。
オンラインというのは便利ではある分、管理が難しいというリスクもございます。
それをどうやって回避していくか?というのも運営の考えていくべき仕事かと考えています。
重要なのは講師の採用ではなく品質の向上
講師の採用は前述した通り、それほど困難なものではございません。
但し、会員が継続してサービスを利用していただけるかどうかは、講師の品質と直結いたします。
会員はお金を払ってオンラインでレッスンを受けるという「体験」に価値を感じていただいています。
但し、その「体験」の質が悪かったら続けてもらえることはありません。
そのため、それを担う講師の質というのは、サービスの品質にダイレクトに関わってくるものだと思います。
サービスを成長させていくために、講師の質の向上、レッスンの品質の向上は欠かせない部分となります。
その入り口となる採用の部分から、そこ後の管理まできちんと体制作りをしていくことが大切だと考えています。
最後に
弊社でも講師採用から、その後の品質管理まで社内で管理し行っております。
講師の集め方や、その後の管理方法など参考になるお話は出来るかと思いますので、是非気になることがあればお気軽にご質問ください。
どうぞよろしくお願いいたします。