オンラインレッスンの運営にはどのくらい人が必要なの?
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- 投稿者:森山 卓
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オンライン英会話、及びオンラインフィットネスなどのオンラインレッスンの立ち上げに、どのくらいの人件費がかかるのか?経営される方は気になる部分かと思います。
講師の採用とは別に、サイト運営を担当する担当者は何人必要なのか?をお話しいたします。
予約や決済における業務がシステム化されていれば、担当者一人で運営が可能です
オンラインレッスンを運営する上で、会員と講師のレッスン予約や決済、報酬支払などがシステム化されていることを前提として、運営担当者は一人で業務を回すことが可能です。
但し、システム化がされていない状態だと、会員数、講師数が増えれば増えるほど、それに比例して業務量が増えてしまいます。
特にサービスの立ち上げ当初はホームページの開設や、宣伝にお金がかかるのに対し、売上もすぐに作れるわけではありませんので、まずは最小の人数からはじめて、サービス規模が大きくなるにつれて、スタッフを増やしていくという形が好ましいかと思います。
中には、経営者自らが運用業務を行っているケースもございます。
そういう意味では、個人事業主の方でも始めやすいビジネスモデルであるかもしれません。
運営担当者の月の業務を洗い出してみました
それでは、オンラインレッスンの運営業務はどんなものがあるかを見ていきます。
1. 毎日の業務について
毎日発生する業務はこのようなものがあります。
- 会員と講師からのお問い合わせ対応
- 講師の採用業務
- ポイントの付与など
毎日の業務は「お問い合わせ対応」と「講師採用」の2つがメインタスクとなります。
お問い合わせは会員様だけでなく、講師からのお問い合わせもございます。
また、サービスを大きくしていくためには、講師の採用も欠かせない業務となります。
他に、1日に数件程度ではありますが、レッスンの不成立や銀行振込による入金対応として、ポイントやチケットの付与業務なども発生いたします。
2. 月末月初に発生する業務について
次に、月末月初に行う作業がこちらです。
- 月の売上集計
- 講師への報酬支払い
- 法人利用への請求書発行
- 個人利用者への領収書発行(希望者のみ)
月末、月初は売上の計算や、報酬支払などのお金に関わる業務が発生します。
法人契約をされているようであれば、企業に対して請求書の発行なども行う必要がありますし、個人利用の方から領収書を求められる場合もあり、対応することもございます。
3. 定期的に行っていかなければならない業務について
最後に、定期的に行っていかないといけない業務についてです。
- 広告の管理
- メールマガジンの配信
- SNSの運用
- お知らせの追加
- サイトの修正
- マニュアルやFAQの整備
会員を集客するために、出稿している広告の管理業務があったり、既存会員に対しての、メルマガやSNSによる活性化施策も行っていかなければなりません。
会員や講師向けにお知らせを配信したり、サイトの修正、マニュアルの整備、よくある質問などの追加なども定期的に行います。
オンラインレッスンは担当者1人で運用は出来るものの、幅広い業務をこなす必要がございます。
理想的な運営事務局の形はどういうものがよい?
オンラインレッスンの運営は、このように人は少ないながらも、幅広い業務を行うため、多くの知識やスキルが必要になってきます。
そのため、全て1人に任せるのではなく、チームを組んで取り組んでいく形が理想的だと考えています。
私たちの考える理想の運営事務局ですが、このような形です。
- 運営担当者:1人~(※会員数、講師数に応じて増やしていく)
- マネージャー:0.2人
- ウェブデザイナー:0.2人
基本的な運営業務は運営担当者の方で回しますが、サービスを成長させるための施策や戦略を組み立て、意思決定を行う責任者は必須だと思います。
また、定期的なサイト修正や、広告のクリエイティブ作成を担当するウェブデザイナーもいると、更に効率よく、多くの施策を取れるようになるかと考えています。
ウェブサービスを成長させるためには戦略を考え、施策を打って、効果を見ながら改善していくプロセスが必要です。
最小限でも、チームを組んで運営業務を進めていけるのが理想です。
最後に
サービス運営のイメージはつきましたでしょうか?
なかなか、難しそうだな・・・と思ってしまうかもしれませんが、その分色々なことを学ぶことが出来る環境にもなります。
私たちも精一杯のバックアップをさせていただきますので、是非気になることや不安なことがあればお気軽にご相談ください。