オンラインレッスンを100サイト以上立ち上げた制作責任者に聞く、WTEというサービスについて(後編)
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- 投稿者:WTE運営事務局
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業界を活性化させるために、同業の方々は仲間だと考えています
(メディア編集部)
それは、面白そうですね!!
結構、導入した会社の方々と仲良くされているのですね!
(WTE運営事務局 森山)
はい、先ほどの競合の話にも少し関わるのですが、業界を活性化させるためには、同業の方々は仲間だと考えています。
どういうことかと言うと、業界が活性化されて市場が拡大すればするほど、自分達の売上に返ってきます。
故に、競合他社が増えることは、驚異ではなくて追い風だと思っているんです。
ここは色々な経営者の方に賛同されにくい部分なんですけど・・・。
実際にオンライン英会話で言うと、2015年にとあるオンライン英会話のトップ企業がCMを流したのですが、それによってオンライン英会話というビジネスモデルの一般への認知度がかなり広まり、その影響で弊社スクールに来訪いただくお客様の数も増えました(笑)。
正直、成熟してしまった市場に関しては、市場に対するユーザーの増加がそれ以上見込みづらいので、ポジショニングによってそのパイを取っていくという戦略に切り替える必要はあります。
但し、特にこれからユーザーが増えていくぞっていう成長市場においては、競合他社は一緒にサービス認知を高めていくための味方として捉えたほうが良いと思っています。
(メディア編集部)
なるほどなー、それは面白い考え方ですよね。
そう考えると、WTEを使って100社以上のスクール立ち上げというのは、業界の活性化に繋がり、市場の拡大に意味を成したということですね。
(WTE運営事務局 森山)
意味はあったかな・・・と。
先ほどのCMに比べたら、影響力は微々たるものかもしれませんが(笑)。
実はこの考え方って、WTEを購入いただいたあるお客様に教えてもらったんです。
例えば、街で電気屋さんを経営していたら、新たに別の電気屋さんが街に引っ越ししてきて店をオープンしようとしていたとします。
通常、この場合、自分の店への来店がその新しい電気屋さんのせいで、減ってしまうかもしれないと思いますよね?
例えば、この状況下で、最初に開業していた電気屋さんがこれをチャンスと捉えて、別の街からもっと電気屋さんを連れてきたらどうでしょうか?
他の街の人から見たら、電化製品はあの街にいけば確実に欲しいものが手に入ると思ってもらえるようになるし、そうしたらその街に訪れる人の数が一気に増えるんです。
秋葉原とか、すごく良い例ですよね。
恐らく、今後オンラインフィットネスや、オンラインミュージックスクールなどの市場が成長していくように感じているのですが、この市場にどれだけのプレイヤーが参入するかが、市場自体の成長速度を担っていると思っています。
競合はどんどん増えた方が良いと、考えて頂いた方がいいんです。
その上で、じゃあどこのポジションを取っていくのが良いかというのを次の戦略として考えていく。
(メディア編集部)
なるほど、それはすごい話ですね。
実際に、オンライン英会話が一般的になったのは参入した企業が多かったからと考えると、そういう流れってすごく大事なのかもしれませんね。
(WTE運営事務局 森山)
はい、それだけに、ワールドトークというサービスとWTEというサービスを2つ運営している私たちの意味って大きいと思います。
私たちはライトアップという企業にて、そういうオンラインレッスン業界をけん引していく立場になっていかないといけないと感じています。
これまでのWTEはシステム販売とサイト制作を行う「予約システムというプラットフォーム」を提供するサービスだったと思います。
今後のビジョンとして、オンラインレッスンを提供する事業者の方にシステム以外にも、多くの情報や交流の機会、アドバイスを通じて多方面から協力をさせていただく「サービス提供者のためのプラットフォーム」になることを目指しています。
お仕事をしていく方々と一緒に、業界を盛り上げて行く。
そういう関係性でお客様と一緒の方向を向いて頑張れるのって、すごく理想なんじゃないかなと思っています。
(メディア編集部)
ありがとうございました!
是非、WTEというサービスが、オンラインレッスン市場をもっと身近にできる存在として多くの方に知られるようになるといいなと思っています!