オンラインレッスンコラム

オンラインカウンセリングは時代に合ったサービス。参入する機会が豊富です。

近年、メンタルヘルスを利用する患者は増加する傾向にあります。

そのためカウンセリングサービスへの需要も高まっていますが、特にオンラインカウンセリングを求める声が大きくなっています。

今回は現代のメンタルヘルスに関する状況と、オンラインカウンセリング事業への需要について解説していきます。

カウンセリングを求める現代人

日本最大級のオンラインカウンセリングサービス「cotree(コトリー)」によれば、カウンセリングの市場規模は約300億~350億円です。

近年、経済・産業構造が変化するなかで、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合が高くなっています。

厚生労働省が発表している「精神疾患を有する総患者数の推移」のグラフをみてもわかる通り、特にうつ病や不安障害などの精神疾患が急激に増えています。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html

この傾向は政府も問題視しており、このまま放置していると「労働者数の減少」「社会保障費の増大」につながると危惧し、下記の指針提示により労働者・企業に対してメンタルヘルスケアを促進しています。

労働者の心の健康の保持増進のための指針

  • 1:「セルフケア」

労働者自身がストレスに気づき、これに対処するための知識、方法を身につけ、それを実施すること

  • 2:「ラインによるケア」

管理監督者は、部下である労働者の状況を日常的に把握。また、個々の職場における具体的なストレス要因を把握し、その改善を図ること

  • 3:「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」

事業場内産業保健スタッフ等は、セルフケア及びラインによるケアが効果的に実施されるよう、労働者及び管理監督者に対する支援を行う

  • 4:「事業場外資源によるケア」

メンタルヘルスケアを行う上では、事業場が抱える問題や求めるサービスに応じて、メンタルヘルスケアに関し専門的な知識を有する各種の事業場外資源の支援を活用すること

オンラインであればカウンセリングを受けるハードルが低い

カウンセリングへの需要は高まっていますが、実店舗に出向いてカウンセリングを受けることに抵抗を覚える方が多いのも事実です。

  • 精神疾患者しかカウンセリングを受け付けてもらえない
  • 家族や友人にカウンセリングを受けていることを知られたくない

などの理由から実店舗に行くのはハードルが高いと思われがちです。

しかし、オンラインであれば家族や友人に知られず、また気軽にカウンセリングを受けることができます。

カウンセリングへの需要が高まるなか従来のカウンセリングの問題点も解決できるため、オンラインカウンセリングであれば事業を伸ばせる可野性が高いです。

また、相談者にとっては料金が割安になるというメリットもあります。

実際に対面カウンセリングの場合は1回10,000円を超えることが珍しくありませんが、オンライン環境であれば一回数千円で行うことができます。

そして割安でサービスを提供できるということは、企業側からみれば人件費や移動費を抑えられるということでもあります。

オンラインでカウンセリング事業を行うことは、相談者と企業双方にとってメリットの大きいことなのです。

まとめ

近年、カウンセリングを求める人々は増加しています。厚生労働省もメンタルヘルスを促進しているほどで、市場規模も拡大傾向にあります。

そのような状況のなか、オンラインであれば相談者を獲得しやすい環境にあります。

対面時でのカウンセリングに対する抵抗感を減らせるためです。

ただし、カウンセリングは非常にデリケートな事業であるため、慎重にオンライン環境を整備していく必要があります。

また、予約管理システム・決済管理システムがない状態でオンライン事業を始めるのは簡単なことではありません。

オンライン化に悩みが生じたときは、ぜひお気軽に弊社にお問合せください。

これまで150社以上のお客様にご利用いただいたオンライン予約システムWTEのノウハウを基に、適切なアドバイスをご提供させていただきます。

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